マンションのドアノブや玄関のドアノブに使用する鍵の種類

玄関の鍵

私たちの生活と鍵は、切っても切れないものと言っても過言ではありません。
自宅や学校、会社、外出時など、さまざまな場所や場面で鍵を使用しています。
私たちの身近な存在と言える鍵ですが、鍵とひとくくりに言っても色々な種類があります。
ここでは、日常生活で使用している鍵にどんな種類があるかをご紹介していきたいと思います。

一戸建やマンションでの利用が多いシリンダー錠

「シリンダー錠」と呼ばれる鍵は、自宅などの建物の鍵として使用されることが多いです。
シリンダーというのは、錠前を操作する鍵穴・円筒のことを言います。
シリンダー錠は、太い円筒の中に細い円筒が入っていて、鍵を差し込んで内側の円筒を回転させることで開閉を行うという仕組みになっています。
シリンダー錠にもいくつかの種類があるのですが、ここでは5種類のシリンダー錠をご紹介します。

ディスクシリンダー錠

現在の日本の一戸建ての5割、マンションの7割で使用されていると言われています。
非常に広く流通をしたこともあり、ピッキング犯には非常に簡単に開けることが出来る鍵の1つと言われています。
とてもシンプルな構造になっているので、ピッキングを終えるまでの作業が短時間で済むということから、ピッキング犯からすれば朝飯前レベルの鍵なのです。
防犯性を高めたいのであれば、他の鍵に交換をされることをお勧めします。

ピンタンブラー錠

一戸建やマンションで使用されていることが多い鍵の1つです。
ピンタンブラー錠は、鍵の刻みが片方にしかないというところに特徴があります。
シンプルな構造の鍵なので、防犯性はあまり高くないと言えます。
防犯を目的として考えるのであれば、ピンタンブラー錠は選択すべき鍵ではないと言えるでしょう。

ディンプルシリンダー錠

ピンシリンダーの構造が複雑化したものと思って頂ければ分かりやすいでしょう。
ピンが複数の方向にあり本数も多いので、ピッキングしにくい鍵と言われています。
防犯を意識する方が増えてきていることもあり、現在はこのディンプルシリンダー錠の利用が増えています。
新しい一戸建やマンションの玄関の鍵として採用されていることが多いです。

ロータリーディスクタンブラー錠

ディスクシリンダー錠の進化版としてつくられた鍵です。
外側の円筒と内側の円筒を貫く部分とタンブラーが別になっているのが特徴です。
鍵を差し込むと、タンブラーの切欠きがロッキングバーとピッタリ合い、内側の円筒におさまって鍵を開けれるようになっています。

ウォード錠(小物類での利用が多い鍵)

昔から使用され続けてきた鍵の種類であることから、アンティーク製品でよく見かけるタイプの鍵です。
ウォード錠は、古代ローマの時代に原型となるものが作られていた、それくらい歴史のある鍵なのです。
昔からある鍵ということから、開閉の原理がとても単純であり、現代の鍵として向いているとは言えません。
ウォード錠は、見た目がお洒落であるということから、鍵本来の役割ではなくデザインを目的として使用されていることも多いです。
家具やカバン、時計など、デザイン性を重視するアイテムに使用されていたりします。

南京錠

名前をご存知の方も多いのではないでしょうか。
この鍵は、鍵自体が取り外し可能で持ち運びが出来るというところが他の鍵と大きく違うところです。
鍵を使用するタイプとダイヤル式になっているタイプの2つがあります。
南京錠という名前が付いていることから、古代の中国をはじめとしたアジア圏内で、長い歴史の間使用をされていたと言われています。

クレセント錠

鍵の形状がクレセント(三日月)の形になっていることから、そのような名前が付いたと言われています。
窓などの室内側に取り付けられることが多い鍵です。
窓の密閉度を高めることを目的に作られた鍵なので、防犯性は考慮されておりませんでした。
そのため、防犯性が非常に低く、空き巣犯の侵入口として狙われることが多かったのです。
最近では、クレセント錠も防犯性の高いものが出ていたり、補助錠を取り付けるなどして、防犯性を高める工夫がされています。

新しいタイプの鍵

いろいろな鍵

最近では、防犯を意識する方が増えてきていることもあり、防犯性の高い鍵の開発がかなり進んでいます。
これからご紹介をする鍵は、現段階では防犯性が高いと言われている新しいタイプの鍵です。

暗証番号錠

暗証番号錠はその名の通り、暗証番号を入力して開錠を行います。
鍵を使用しませんので、紛失や盗難といったトラブルを抱えることがありません。
ただし、鍵を使用せずに開錠を出来るということは、誰にでも開錠のチャンスがあるということです。
分かりやすい暗証番号だったり、人に開錠時の手元を見られてしまうと、簡単に開錠をされてしまいます。
暗証番号は推測されにくいものにして、定期的に変更を行うようにしましょう。
最近では、一戸建やマンションなどの住宅でも普及が増えてきています。

カード錠

鍵がカードタイプになっているものです。
ピッキングのリスクが非常に低いと言われていますので、防犯性の高さはかなり高いと言えるでしょう。
防犯性が高いということから、会社やホテルで使用されていることが多いです。
もちろん、一戸建やマンションなどの住宅でも普及が増えてきています。

生体認証錠

鍵の中でもかなりハイテクな技術を搭載した鍵と言われています。
この鍵の特徴は、指紋や静脈、顔といった個人の特定によって開錠を行うというところです。
防犯性は最も高いと言ってもいいのですが、高額という点で現実的ではありません。
ただ、指紋認証によって開錠を行う生体認証錠は、徐々に普及が始まってきています。
スマートフォンでは、指紋認証によってロックを開錠することも出来るようになっています。

まとめ

防犯性の高い特殊キーは通常、賃貸マンションでは使われていないことがほとんどです。
もし入居のときや既に住んでいる賃貸マンションの鍵を交換してほしいときは大家さんに交渉してみるといいです。
大家さんも入居者の方に安心して長く住んでほしいと思いますので交換は自由にしていただいてOKと言われることも多いと思います。
入居までに1ヶ月以上あってまだ修繕が終わっていない状態でしたら大家さんが依頼しているリフォーム業者の方が修繕と同時に特殊キーに交換してくれることもありますので入居時にすぐ防犯性の高い鍵を使用することができることもあります。まずは大家さんに交渉してみましょう。